『奉行Edge マイナンバークラウド』を利用した業務フローを確認する

はじめに

サービスの概要

『奉行Edge マイナンバークラウド』は、個人番号を確実かつ安全に収集・保管し、安全に利用・提供・廃棄までの管理を実現します。
『奉行クラウド』または『奉行11/10』と連携してご利用の場合は、個人番号データを連携して利用できます。

メインメニュー

『奉行Edge マイナンバークラウド』の管理用サイトのメインメニューです。

参考	右上の検索画面からヘルプを検索できます。検索画面にカーソルをあわせると、奉行 NetサービスやリモートサポートサービスのWebサイトも開けます。

『奉行クラウド』または『奉行11/10』と連携する

［システム運用設定］メニューで、『奉行クラウド』または『奉行11/10』と「連携する」設定にし、接続情報をコピーします。『奉行クラウド』または『奉行11/10』で、コピーした接続情報を貼り付けます。

事前にメールアドレスを収集する

従業員や個人支払先に提出依頼通知のメールを送信するために、［メールアドレス収集］メニューの各メニューを利用し、事前に従業員や個人支払先のメールアドレスを収集できます。パートやアルバイトなど、個人のメールアドレスを収集する際に便利です。

導入の流れ

『奉行Edge マイナンバークラウド』で従業員や個人支払先から個人番号を収集する前までに、導入の流れを確認しましょう。

会社の情報を登録する

［会社情報登録］メニューで、会社の情報を登録します。従業員や個人支払先の扶養親族についても個人番号確認用の添付書類を提出してもらうか、利用者のパスワードを自動生成させるかなどを設定します。

利用者を登録する

［利用者情報登録］メニューで、個人番号を収集・保管する利用者（従業員や個人支払先）の利用者ＩDやパスワード、メールアドレスなどの情報を登録します。

通知テンプレートを登録する

利用者へ送信するメールの文面を［通知テンプレート登録］メニューで、あらかじめ登録しておくことができます。

メールアドレスが正しいかを確認する

［メール受信確認］メニューで利用者へメールを送信し、登録されているメールアドレスが正しいかを確認します。

電子証明書を発行する

メールの受信確認が完了したら、［電子証明書設定］メニューで他の管理者だけに電子証明書を発行し、メールを送信します。

提出依頼通知を送信する

電子証明書の発行が完了したら、［提出依頼通知］メールで、個人番号を自身で登録する利用者へ提出依頼通知メールを送信します。
提出依頼通知には、従業員または個人支払先が『奉行Edge マイナンバークラウド』にログインするために必要な情報が記載されています。

個人番号の登録

従業員や個人支払先が個人番号を提出する

従業員や個人支払先が『奉行Edge マイナンバークラウド』の提出用サイトにログインすると、［個人番号提出］メニューが開きます。必要な情報を入力して個人番号を提出します。
管理者は、［個人番号提出状況確認］メニューで従業員や個人支払先の個人番号の提出状況を確認できます。個人番号をまだ提出していない従業員や個人支払先に、メールで提出を促すことができます。

個人番号を代理入力する

スマートフォンやパソコンがない従業員や個人支払先が、郵送や対面などで提出した個人番号を、管理者が代理で入力します。

本人かを確認する

［本人確認］メニューで、番号確認書類をもとに番号が正しいかを確認します。また、身元確認書類をもとに番号の持ち主が正しいかを確認します。

個人番号の管理

個人番号を一括で受け入れる

［個人番号一括受入］メニューで、カンマ区切りで作成した個人番号のファイルを受け入れます。

個人番号を参照する

［個人番号参照］メニューで、各種手続きに個人番号を記載する場合などに、登録されている個人番号を参照します。

個人番号を出力する

［個人番号出力］メニューで、個人番号情報ファイルをダウンロードして利用します。

扶養から外れた配偶者・扶養親族の個人番号を保管する

離婚した場合や扶養から外れた場合に、配偶者控除対象、配偶者特別控除対象または健康保険の扶養となる配偶者情報、扶養親族情報を[ 利用者情報登録 ] メニューで、「過去配偶者情報」「過去扶養親族情報」として個人番号を保管できます。

不要になった個人番号を削除する

退職社員や扶養から外れた家族の個人番号を、［個人番号削除］メニューの［個人番号削除］ページで削除します。

個人番号に関するログを参照・出力する

［ログ参照］メニューで、認証ログ、操作ログ、個人番号操作ログ、メール送信ログを参照できます。また、［ログ出力］メニューでは、ログファイルを Excel 等に出力して確認できます。