概要
手入力した振込情報をもとに、金融機関に送信した振込データ(電子取引データ)を保存、出力します。
振込時に利用するメニューごとに、『OFFICE BANKクラウド』での運用例を紹介します。
参考 |
外部システムで作成したFBファイルを『OFFICE BANKクラウド』で送信する場合は、電子取引データの保存については、ファイル作成元の外部システムで担保してください。 |
[全銀ファイル伝送]メニューでの振込
金融機関に送信した振込データ(電子取引データ)は、『OFFICE BANKクラウド』に自動で保存されます。紙に印刷して保管する代わりに、振込リストを出力します。
税務調査が入った際は、振込リストを振込指定日・振込先・振込金額で検索したり、依頼内容に応じて画面表示や印刷・PDFファイルで出力し、提供します。
- [全銀ファイル伝送 ‐ 総合振込 ‐ 総合振込データ入力]メニュー
- [全銀ファイル伝送 ‐ 給与賞与振込 ‐ 給与賞与振込データ入力]メニュー
- [全銀ファイル伝送 ‐ 個人住民税納付 ‐ 個人住民税納付データ入力]メニュー
- [全銀ファイル伝送 ‐ 口座振替 - 口座振替依頼 ‐ 口座振替データ入力]メニュー
画面上で確認する
以下のような画面で確認できます。([総合振込データ入力]メニューの画面です。)
参考 |
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印刷・PDF・Excelファイルで出力する
画面上の奉行クイックコマンドから印刷・PDF・Excelファイルで出力できます。([総合振込データ入力]メニューの画面です。)
[ANSER]メニューでの振込
金融機関に送信した振込データ(電子取引データ)を、紙に印刷して保管する代わりにPDFファイルで保存します。
税務調査が入った際は、依頼内容に応じて保存したPDFファイルを提供します。
参考 |
税務職員からの整然明瞭なデータの提示・提出の求めに応じることで、検索要件の緩和措置を適用します。 |
PDFファイルで保存する
- 振込をした 1日の終わりに[ANSER ‐ 振込振替 ‐ 振込振替照会]メニューで、金融機関に送信した振込データを照会します。
参考 金融機関では一定期間、振込データ(電子取引データ)を保有しています。期間が過ぎると照会できなくなるため、振込をした日に照会することをおすすめします。 - 画面上の奉行クイックコマンドから、PDFファイルを出力し、保存します。
- PDFファイルを保存するフォルダは、事業年度ごとに分けます。
- PDFのファイル名は、「ANSER振込_送信年月日(YYYYMMDD).pdf」の命名規則で設定します。